子育ての豊かさって、お金じゃなくて(お金もほしいが)
明日、6月15日(木)は乳幼児向けの遊び場提供・1day親子ひろば@地域の居場所さっちゃんち!開催です。派手な遊びや特別なおもてなしはありませんが、リラックスできる空気を感じてもらいたいと思って場を開いています。ぜひ遊びに来てくださいね。ゆるりと。
つい先日、新たな子育て支援政策が発表されましたね。
これから結婚や子育てをしていくことになる世代の方々は、これらの政策をどういう気持ちで眺めているのでしょう、ちょっと気になったりして。私がもし、若者だったら…と考えてみる。
なんか、子育てって大変なんだなあ~~~っていうイメージしか持てなくなりそうな気がしてしまいます。
お金の面では、少し助かるかもしれないですね。それを知るだけでも大きなことだとは思う。本当に、今の世でそれなりに子どもを自立へ導いていこうと思うと、お金がかかって仕方ないのが現状ですから。
だけどなんというか、もっと『子育ての豊かさ』にスポットライトを当てて、希望を持てるようにならんもんかな、って思います。
確かに子育てって大変で、わが子の可愛さだけでは乗り切れません。親になれば子どものためにどんなことでも頑張れるなんていうのは、私にしてみれば幻想ですね。どんなに辛くても投げ出せないからやり続けてるっていうのが本当のところですよ。
もうダメだ、これ以上できないって何度も思いました(常にではなく、そういう時期が度々訪れる)。
そんでもって子育てが辛くなると、『こんな風に思う私は親失格だ』とか思っちゃうんですよね。自責の念にとらわれて思い詰めて、私のもとにいるよりどこかに預けたほうがこの子達にとって余程良いのかもしれない…って涙したこともありましたっけ。
どん底期は乳幼児期にもあったし、学童期にもあったし。
こんなに覚悟が必要だって、子ども産む前は誰も教えてくれなかったですよ。こんなに苦しいなんて、聞いてなーーーーーい!!
だけど本当に不思議なもので。心底大変な時期を家族みんなでどうにかこうにか乗り越えてきたら、子どもたちはもちろんのこと私自身も気付いたらものすごく成長して。人としての深みを増すことができたような気がして…いや、気がするだけじゃなくて、確信をもって公言できるほどに。
そうか!!これこそが、子育ての醍醐味なんだ!!って思いましたよね。
子どもが私という人間を、より豊かにしてくれる。しかもそれは、たぶんこの先もずっとなんですよ。そういう類いの喜びって、ほかには無いんじゃないかなって思うんですね。
お金の対策も大事だけど、そういう何にも代えがたい心の動きの素晴らしさをね、もっとどうにかこう…若い人に知ってもらえたらいいのになあって思いますよね。
しかし、家族はいいよ~子どもはいいよ~ということも、なかなか言いにくい現代です。感じ方はそれぞれであり、私ももちろん押し付けるつもりはなく。
だからこうして、一人こっそりコラムにしたためるのでありました。
苦しい時期を乗り越えることが成長につながるとしても、ちょっとハードすぎるやつは、もう勘弁ってかんじですねっ。そこはもう神頼みで!
明日お待ちしてまーす♪
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