1/19(木)は親子ひろば!コラム~子育ては中断の連続

明日、1月19日は今年はじめの乳幼児向け親子ひろばの日。盛大におもちゃを広げて遊ぶことができますよ~ぜひ遊びに来てくださいね。


さてはて、我が子たちは今11歳と14歳。最近、『あらら?自分のことをする時間がたくさんある!!』とハタと思うのですね。『自分のこと』というのは、趣味や仕事のほか、家事や家の用事(銀行振込とか宅配便を出すとか)も含まれます。自分ひとりで取り組むこと、というのでしょうか。それでいくと、お手洗いとか食事をするとかいったことも、幅広く『自分のこと』の中に含まれることになります。


用事や息抜きのために、子どもを誰かに預けて『自分だけのまとまった時間』を確保することは、親御さんたち誰しもあると思います。その時間は確かに心をリフレッシュさせて日常の子育てを乗り切っていくための大切なものです。でも実は育児ですごく精神を削られるのは、前述、お手洗いや食事という生きるのに欠かせないことも含めた『自分のこと』をする少しの時間すらままならない…ということによるところが大きいのではないかと思っています。


親にとって、本能のままに生きる子どもとずっと過ごす時間は『自分のこと』の中断の連続です。トイレ行きたいけど後追いする、一緒にお昼寝しようと思ってたのにすぐ起きちゃった、ごはん食べてたら子どもが手を滑らせて牛乳ぶちまけた、提出物の記入終わらせたいけどもう寝かしつけしないとヤバイ時間だわ、夜は家事しよって思ってたのに子どもと寝落ちしちゃった・・・などなど。小さいことから大きなことまで色々挙げることができて、それが一日の中で何度も起きているもんですから、不満・不足感がジワジワと積もり積もって、気づいたら正体不明の大きなストレスとなっていた…なんてこともあるでしょう。子育てのなかでの『中断の連続』についてはすでにネット上などで記事になったりしています。でもそういったことを見聞きしない限り、実はあまり意識されないことのような気がします。


私が我が子たちの子育てを辛いと感じていた一因には、そういうこともあったのね~と、10年かけて実感している今です。『自分のこと』を何も考えずにこなせる今は、中断の連続から解放されたんだなあと(まだ子どもの世話をすることもあるし、心理面など別の心配事が出てきたりもしますが)。


今育児を辛いと感じる人たちに、いずれ楽になるんだから大丈夫よ~なんて私は絶対言わない。


大変なもんは大変だ。辛いんだから辛い。そう思うことをヨシとする。


こんな思いも、人生の豊かさのひとつですよね。


明日、お待ちしてまーす。

大船1day親子ひろば

『大船1day親子ひろば』は、 【地域の居場所さっちゃんち】和室を借りて開催する、 子どもと親の集う場所。 乳幼児親子向けの遊び場と 不登校親の会を 月に一度開催しています。 ここに“NG”はありません。 一人でも、誰かとでも。 お喋りしても、しなくても。 元気でも、疲れていても OK! 育児を頑張る人に、 少しだけホッとできる場所を。 そんな想いで活動しています。

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