6/16(木)は親子ひろば開催です&ミニコラム

『お母さん像』って、どこから来てるのかな?と考えると、自分の母になることが多いのではないでしょうか(皆が皆そうではないでしょうが)。今の親世代の母親といえば、大半が子どもに手を掛けて心を掛けて…と、子育てに専念していた世代。自分がしてもらったことを、今度は我が子にも…と母に倣う方も、まあまあ多いことでしょう。

そしてその『お母さん像』に、世間の声が加わります。育児雑誌や本、今ならインターネットとかですかね。食事は栄養バランスの良いものを!生活リズムはきちんと整えて!自然と触れ合う外遊びも大切!お友達と交流させてあげよう!などなど(但しインターネットでは、そういったことから解放されようという声も増えてきています)。

『お母さん像』が良いもの(つまり理想)として自分の中に描かれ、それがひとたび心の中に居座ってしまうと、親として生きようと懸命になればなるほど、自分の描く『お母さん像』と『母としての現実の姿』の違いが見えてしまうようになります。すると、ついつい『私は良いお母さんになれない…私のお母さんみたいになれない』と、母と自分を比べて自分を責めてしまいがち。


だけどね、よくよく記憶を掘り起こしてみると…

そういえば、冷凍食品のグラタンが好きだったなぁ。よく食べていた!
→食事は手作りばかりではなかった!!

よく、疲れてリビングに寝転がってゴロゴロしていた!
→お母さんいつも元気ってわけじゃなかった!!

『今日の家、泥棒が入ったと思われそう』と笑っていた!
→家はいつも片付いていたわけではなかった!!

ってことが必ずあるはずなんですね~(はいこれ私の記憶です笑)。


お母さんも、ちゃんと人間ですよ。

良き母になろうと思うことは、とっても素晴らしいことです。私も、そう思う人が好き。

だけど、そのために何か無理してるな~イライラするな~って感じたら、そのときは、自分の中の『お母さん像』は一旦捨て去り、ただの自分になりましょう。

子どもはね、栄養や生活リズムも大事だけど、それは余裕があるときに叶えれば良くて。何を食べようと何時に寝ようと、親として何だか辛いなってときにはとにかくまず、死なせなければ良いです。

『親としてこうしなきゃ!』『子どもにはこうしてほしい!』をちょっとやめるだけで、子育てが少し楽になると思います。

たぶんね。


そんな楽さ加減で、明日もお待ちしております♪

大船1day親子ひろば

『大船1day親子ひろば』は、 【地域の居場所さっちゃんち】和室を借りて開催する、 子どもと親の集う場所。 乳幼児親子向けの遊び場と 不登校親の会を 月に一度開催しています。 ここに“NG”はありません。 一人でも、誰かとでも。 お喋りしても、しなくても。 元気でも、疲れていても OK! 育児を頑張る人に、 少しだけホッとできる場所を。 そんな想いで活動しています。

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