8.19(木)親子ひろば@さっちゃんち~本の日~③ありのまま子育て
暑くて耐えられない日々…と思ったら梅雨のような気候、とても涼しくて助かりますがこれはこれで地球環境が心配になってきますね。太陽が照らない日は心も塞ぎがちになります。ただでさえコロナで鬱々としがちな毎日です。目の前の暮らしを保つだけで精一杯。どうにかこうにか生きている私たち、大いに自分自身を褒めたいところですね。
日常こなさなければならないことに追われて、思ったように記事も更新できていません(汗)。そうこうしているうちに、今月も『1day親子ひろば@さっちゃんち』が目前になってしまいました。8月19日(木)の親子ひろばは『本の日』と銘打ち、子どもにうれしい絵本や子育て中の大人に向けた書籍を持参して、読める場にしようと思っています。いつものようにオモチャでも遊べるので、ぜひ夏休み中の親子さんたちに来てもらえたらと思います。感染症対策をしてお待ちしております。
当日持参する本を一部紹介しています。第三弾はこちら
井桁容子『ありのまま子育て やわらか母さんでいるために』
子育てが始まる前、どれくらい子育てについて勉強をするものでしょうか?私自身は、行政や産院が催す『両親教室』、あとは母子手帳をサラッと読んだくらいだったように記憶しています。
割と若くでの妊娠だったことが関係あるのかわからないけれども、産んでみればどうにかなるものだろう…と、あんまり子育てについて深刻に考えていませんでした。実際初めての出産に向かう日々はすべてが新鮮な体験で、妊娠中は不安よりも面白さのほうが勝っていましたし、親しい人に出産体験を持つ人もおらず、親からも【大変だけど子どもの可愛さで何とかなるよ】みたいなメッセージしかキャッチしていませんでした。
でも実際産んでみたら、まーーーーーこんなにキツイなんて聞いてない…っていうかんじでした。もちろん我が子は可愛いって思うんだけど、それだけで乗り越えられるようなことではなかったです、少なくとも私にとっては。
『理想の母』を頭の中で掲げては実際にそうできない自分にダメ出しをし、自己否定感を強め、産後の体の回復に時間もかかり体力的にも厳しく(体が産前くらいに戻ったなーと実感したのは、二年後くらいでした)、家族以外と喋らない日々が続くうち、どんどん社会との距離が開いていきました。
もう13年前のことですね(こうして文字にしてみるとその年月に自分でも驚く!)。働く母が増えたとは言ってもまだまだ専業主婦が多く、今よりもずっと【母たるものこうあるべき】が強かった時代だと思います。本当は投げ出したいくらい辛いときもある育児の日々。だけどそう思う自分を母親失格なのかなと思っていました。【母親なんだからしっかりしなきゃ】っていう世間の声を、自分の中に取り込みすぎていたんだなって思います。
ベテラン保育士によって書かれたこの本は、お母さんが【良い母親】になるよりも、子どもを【ちゃんとした子】にするよりも、まず【そのままの子どもと私】を大切にするところから親子一緒にゆったり育っていこう、というメッセージが優しい語り口で綴られています。
子どもが産まれると目まぐるしく過ぎていく一日の繰り返しで、読書等で育児についてインプットする余裕はほとんど無くなってしまうもの(寝不足などで脳も疲れているしね)。妊娠中にこういう本と出会って、その中身をしっかりと心の中に留めておけたら、辛い子育ての日々も何か少し違ったのかなー??なんて、今になって思う私でした。
育児がなんだかきっついな~っていう親御さん、良かったら読んでみてくださいね。
8月19日、さっちゃんちにてお待ちしております。
1day親子ひろば@岩瀬さっちゃんち~本の日~は8月19日(木)
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